やまおば
山おば
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長い髪の美女の姿で山奥にひそみ、人を見て笑いかけては血を吸うとされる山の怪で、男の姿の伝承も残る。
- 細部
- 山おばは、長い黒髪をたたえた美しい女の姿で山奥に潜み、出会った人ににっこりと笑いかけたかと思うと、血を吸うといわれる山の怪である。また、山おばには女だけでなく男の姿のものもいるという。体格の大きな人間のような姿で、かつて東郷村(今の日南市)にあるおすず山で、一人の猟師がこの男の山おばを撃ち仕留めたことがあったと伝わる。仕留められた山おばは、節くれ立った毛の長さが三尺にも達する、大柄な男の姿をしていたという。さらに別の話では、山に入った子どもが山おばに惑わされて道に迷い、命を落としたこともあったという。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による宮崎県東臼杵郡西郷村の調査記録に残る。
- 地域
- 宮崎県美郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ