やまんし
ヤマンシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一人暮らしの老婆の家に三尺ほどの裸の女ヤマンシが現れ、産屋を貸した礼に金を授かり幸福になったという話。
- 細部
- 泉町に伝わる話では、ひとり暮らしをしていた老婆の家に、ある日突然、身の丈三尺ほどしかない裸の女が姿を見せたという。この女はヤマンシと呼ばれる存在で、ちょうど初めての出産を控えているので、子を産むための部屋を貸してほしいと老婆に頼んだ。老婆が快く産屋を貸してやると、そのお礼として金を授けられ、それ以来老婆は暮らし向きが良くなり幸福に過ごしたと伝えられている。小さな異形の女が出産のために人家を頼るという点や、親切にした人間が福を得るという結末が、この話の特徴になっている。
- 広まり方
- 1985年の『季刊人類学』所収、奥野広隆「山にのぼる河童」に記録がある。
- 地域
- 熊本県八代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ