やまのかみさん
山の神さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- ホトホトの晩に若者が藁で作った馬を家々に配って歩き、集めた藁馬は祟りを恐れられる山の神の祭場に納められる。
- 細部
- 穴見谷と大向では14日の晩、井原谷では16日の晩に、「ホトホト」と呼ばれる行事が行われ、若者たちが藁で馬をこしらえては家々を回り、名を唱えながら軒先へ投げ入れていく。こうした藁の馬は、最終的に山の神さんを祀った場所へ納められることになっている。この場所は荒神さんとも呼ばれて榊が立てられており、神聖な場所として大切に扱われる一方、人がむやみに立ち入るとたたりを受けると恐れられていた。若者による賑やかな行事と、みだりに踏み込めない神域への畏れとが表裏一体になって伝わっている点が特徴である。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会が1984年に行った民俗採訪『島根県飯石郡掛合町旧掛合村』の聞き取りで、ホトホト行事の一環として記録された。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ