やまのかみさん
山の神さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小鹿野町の話で、月の明るい晩であるのに急に前方がまったく見えなくなり、立ち止まるほかなくなることがあり、山の神様に目を塞がれたのだと言われていた。
- 細部
- 小鹿野町に伝わる話。月がよく出ている明るい晩であるにもかかわらず、歩いているうちに突然、行く手がまったく見えなくなってしまい、どうにも先へ進めずその場に立ち止まらざるを得なくなることがあるという。夜道を歩き慣れた者であってもこの現象に遭うことがあり、周囲にはっきりとした障害物があるわけでもないのに視界だけが利かなくなる。これは山の神様が通りかかった者の目を塞いでいるためだと考えられ、山の神への畏れとともに語り継がれてきた話である。
- 広まり方
- 1953年刊行の『民俗採訪』のうち、國學院大學民俗学研究会による「埼玉県秩父郡倉尾村」の調査記録に収められている。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ