やまのかみさま
山の神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 真昼に響く笛や太鼓の音を山の神様の通行と結びつけ、鹿に乗る姿や身なりまで語る伝承。
- 細部
- 昼日中に笛や太鼓のような音が響いてくることがあり、対馬ではこれを、山の神様の御渡りだ、あるいは天狗ばやしだと呼びならわしてきた。鹿狩りに出た者の中には、仕留めた鹿の背に御幣が立っているのを目にした例もあり、これは山の神様がその鹿にまたがっていたためだろうと噂された。山の神様が行き来する際には、頭に古い藁草履の足半をのせているとも言われ、汚れた履物をかぶった姿ゆえに人間の目には留まらず、何ら手出しをされることもないのだという。
- 広まり方
- 1965年の『西郊民俗』所収、井之口章次「長崎県対馬西北部の見聞(七)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県対馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ