やまのかみさま
山の神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- お産も守る女神で、種まきの日は山止めとなり納豆や沢での洗い物も禁じられた。
- 細部
- 仙北市では、夏場は田の神として過ごした神が、冬になると山の神様に姿を変えると信じられている。この神は女の姿をしており、オコジという魚を好物とする一方、お産の神としての性格も持ち合わせているため、難産の際には山まで迎えに行くのだという。出産の火を嫌う神であることから、赤子が生まれた家では一週間ほど山に入ることを控えるならわしがあった。また二月十日は大石岳の山止めとされ、山の神様が木の種をまく種オロシの日にあたるため、この日は山に入ってはならないとされる。さらにこの日は足がすべりやすくなるとして山へ納豆を持っていくことも禁じられ、山の神様が沢を流れてしまうとして、沢の水で食器を洗うことも避けられていた。
- 広まり方
- 『民間伝承』1938年掲載、小玉曉村「山の神様」および『羽後檜木内川流域の民俗』1964年、東京女子大学文学部史学科の調査記録による。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ