やまのかみさま
山の神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 1940年前後、村が大火に見舞われた際、山神神社の前に美しい若い女性が立つのを見た人があり、山の神様だろうと噂されたという。
- 細部
- 1940年前後のこととして語られている。能代のある村が大きな火事に見舞われた折、山神神社の前にたいそう美しい若い女性がひっそりと立っているのを目にした者がいたという。そのとき村は火の手に追われて混乱していたはずだが、火事のさなかにもかかわらず動じる様子もなく佇むその女性の姿は、ただの人間には見えなかったらしい。目撃した者たちの間では、これは山神神社に祀られる山の神様が姿を現したものだろうと語り合われた。災厄の最中に神仏が姿を見せるという発想は、火事という非常事態を村人がどう受け止めたかを物語っている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1969年掲載の國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ