やまのかみさまのきんきび
山の神様の禁忌日
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦二月九日と十二月九日は山の神様が生まれ変わったりお産をしたりする日で山仕事を休む。
- 細部
- 旧暦二月九日は、山の神様がその年に切られた木の数を数える日とされ、この日に山へ入ると数え間違いから悪さをされるといい、山仕事は休みとされた。昔この日に木を切って堂を建てようとした者がいたが、その最中に木の切れ端が飛んできて目に当たったという話も伝わる。戸田上の集落では、この日は山の神様が生まれた日、あるいは木の葉に乗って生まれ変わる日だとされ、畑仕事を兼業する人も休みにするほか、山に入って怪我をした人の話も語られている。平内の集落では十二月九日を山の神様がお産をする日、あるいはヤマレル日と呼び、この日に山へ入ると怪我をしたり良くないことが起きたりするとして戒められていた。
- 広まり方
- 1988年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「岩手県九戸郡九戸村 年中行事」に記録がある。
- 地域
- 岩手県九戸村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ