ひのえまたのりょうしがきよめたやまのかみ
檜枝岐の猟師が清めた山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- サルマ猟師とアラバ猟師が山の神様の出産に行き会い、サルマ猟師だけが幣束で穢れを清めたという由来譚。
- 細部
- 檜枝岐の猟師の家に伝わる由来話である。祖先にあたるサルマの猟師とアラバの猟師が山を歩いていたとき、ちょうどお産で苦しんでいる山の神様に行き会った。アラバの猟師はそのまま通り過ぎてしまったが、サルマの猟師は足を止め、オオシダの木を伐ってサカキ、すなわち幣束をこしらえ、お産にともなう穢れを清めてやったという。この行いによってサルマの家系は山の神の恩顧を受ける狩人の家筋とされ、猟師たちが自らの家の由来を語るときに欠かせない話として伝えられてきた。
- 広まり方
- 1938年刊『旅と伝説』所収、野口長義「南会津の民俗(一)」に記録されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ