ふじよしだのおのをおろせぬせんぞ
富士吉田の斧を下ろせぬ先祖
国内
未確認生物
- どんな話か
- 先祖が山の神の日に斧を振り上げたまま下ろせなくなり、以来この家では山の神様を祀るようになった。
- 細部
- 富士吉田市向原のある家に伝わる話。昔、この家の先祖が1月17日、つまり山の神の日に山へ入り、木を切ろうと斧を振り上げたところ、山の神様がそれを押しとどめ、斧を振り上げた姿勢のまま下ろすことができなくなってしまったという。この出来事をきっかけに、以後この家では山の神様を屋敷内に祀るようになったと伝えられている。禁忌の日に山へ入ったことへの戒めが、そのまま家の信仰の由来として語り継がれている点が特徴である。
- 広まり方
- 1983年刊『向原の民俗(上)』の「口承文芸 伝説」に、都留文科大学民俗学研究会が採録した。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ