やまのかみおろし
山の神おろし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 十二山神社の祭りで男の子に神を降ろし、山仕事や作柄、訴訟の行方などを尋ねる阿賀町の託宣行事。
- 細部
- 阿賀町の背後の山の中腹には十二山神社があり、旧暦二月十二日と十二月十二日には祭りが行われるという。この日、男たちはトウマエの家に集まって一同精進潔斎し、夕食後に水垢離をとってから部屋を暗くし、祭壇の前に十歳前後の男の子を座らせて目隠しをし、幣束を持たせたうえで一同がこれを取り巻いて囃し言葉を唱えながら、両手で床板や畳を激しく叩くのだという。やがて子どもの体が震えはじめると、神が乗り移った証だとされ、山稼ぎのことや田の作柄、訴訟の勝ち負け、一身上の相談事などを尋ねる山の神おろしが行われたと伝えられている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、鈴木昭英の記録による。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ