うえのはらのやまのかみとばっさいまえのおはらい
上野原の山の神と伐採前のお祓い
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山仕事中の事故は山の神の祟りだと恐れられ、木を伐る前にお祓いを行う習わしがあった。
- 細部
- 西原では、山には山の神と呼ばれる神さまが住んでいると考えられてきた。山に入って作業をする最中に事故が起きたりすると、それは山の神の機嫌を損ねた結果、祟りが下ったのだと恐れられた。そのため、木を伐り出す前にはあらかじめお祓いを行い、山の神の許しを得てから作業に取りかかるのが習わしだったという。炭焼きや伐木といった山仕事に従事する者たちにとって、山の神への配慮は労働安全の観念そのものと結びついていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1977年の『甲斐路』に條々篤美が記した「西原の山林・炭焼きことば」に収められている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ