ことうらのやまのかみのまつきりたたり
琴浦の山の神の松切り祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 個人の土地にあった山の神の森の松を切ったところ家人に祟りが及び、杉を植え替えて根元に注連を張り祀ったという。
- 細部
- 向原の地にある中村朝光さんの屋敷地には、以前は森が茂っていて、そこに山の神が宿ると伝えられていた。山の神が居るとされた場所に生えていた松を切り払ったところ、たちまち家の者に祟りが及んだという。驚いた家では新たに杉を四本植えて詫びを入れ、以来その場所を大切に守るようになった。今では森そのものは失われてしまったが、山の神が居るとされる一角にだけ杉が五、六本茂っており、祠を構える代わりに杉の根元へ注連縄を張って祀っているのだという。
- 広まり方
- 1961年の『赤碕の民俗』(鳥取県東伯郡赤碕町、東京教育大学民俗学研究会編)所収「山の神」の項に記録がある。
- 地域
- 鳥取県琴浦町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ