やまのかみのいかり
山の神の怒り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- ヤマドリを撃った者が病死したことから、正月21日の山入りを避けるようになったという話。
- 細部
- 正月21日は山の神の日とされている。昔、畑で羽を休めていたヤマドリに向けて一発の弾を放ったところ、なぜか2羽が同時に地面へ転がり落ちた。撃った本人はほどなく体調を崩して命を落としてしまい、そのヤマドリの正体は夫婦で山の神を務めていたためだと村では語られた。以来、事件のあった正月21日には山の神の怒りを恐れて山へ入らないようになったというが、20年ほど前に炭焼き仕事で山に入る習慣自体がなくなってからは、この禁忌も廃れてしまったという。
- 広まり方
- 1984年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「山梨県北都留郡小菅村」に記録がある。
- 地域
- 山梨県小菅村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ