やまのかみのひ
山の神の日
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山の神の日に禁を破って炭焼きした男が、家にいるはずの娘の幻を追いかけ、大杉の下で見失ったという由来譚。
- 細部
- 旧暦二月九日は山の神の日と呼ばれ、この日は山に入ってはならないという禁忌があった。ところがある男がその禁を破り、山で炭焼きを続けていた。仕事を終えて帰ろうとすると、家で待っているはずの末娘バッコの姿が先を歩いているのが見えた。呼びかけても振り向かず、追いかけても追いつけないまま、鉤掛けの大杉のところまで来るとふっと姿が消えてしまう。慌てて家に戻ると、バッコは何事もなく父の帰りを待っていたという。この出来事から、小又沢にある鉤掛けの大杉は、以来バッコ杉と呼ばれるようになった。
- 広まり方
- 1959年の『民俗採訪』に國學院大學民俗学研究会が「秋田県仙北郡西仙北町旧土川村」として記録した。
- 地域
- 秋田県大仙市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ