やまのかみのあおりかぜ
山の神のあおり風
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の神の日に山を吹き抜けるあおり風に当たると病になり、山畑に出るとカマイタチに切られるとされた新発田の言い伝え。
- 細部
- 新発田市では、山の神を祀る日に山中を吹き抜ける風を「山の神のあおり風」と呼び、この風に触れると体調を崩して病を得ると恐れられていた。同じ日に山の畑へ出向くと、今度はカマイタチにやられるとも言われる。カマイタチは何もない場所で急に皮膚が切れる現象を指す言葉で、風そのものに刃物のような力が宿っているとする発想が根底にある。山の神の祭日は農作業や山仕事を休むべき日とされ、この風とカマイタチの話はその禁を破ることへの戒めとして機能していたと考えられる。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、大竹信雄「十二講・オサトサマ」の報告に記されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ