やまのかみ
山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寄居町と東秩父村の境にある峠で天狗松という巨木を伐ろうとした際に大怪我が起き、これを山の神の祟りとして山の神講が始まったと伝えられている。
- 細部
- 秩父郡内、東秩父村と境を接する峠には、古くから山の神が祀られていたという。あるとき、その峠近くに立つ天狗松と呼ばれる大木を切り倒す作業が行われたが、斧を入れても大木は一向に倒れる気配を見せなかった。作業する者たちが手を休めていたところ、不意にこの大木が上から崩れ落ちてきて、居合わせた者が大怪我を負った。この出来事は山の神の怒りに触れた結果だと受け止められ、村ではあらためて山の神を迎え祀り、以後山の神講という集まりを催すようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第八章第四節「道祖神、山の神、水神、二十二夜塔・二十三夜塔」に、三田村成孝の記述としてまとめられている。
- 地域
- 埼玉県寄居町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ