よねざわのきをかぞえるやまのかみ
米沢の木を数える山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- お産を守り木を数える笹野町の山の神には、田の神との交代や子供に憑いた話まで伝わる。
- 細部
- 笹野町で語られる山の神は、死にまつわる火を嫌う一方でお産にまつわる火は嫌わないとされ、安産の神として敬われている。山の神と海の神が互いの持つ木や魚を自慢し合ったという話もあり、山の神を喜ばせるために海の魚を供える習わしの由来にもなっている。また、月の17日は山の神が木の数を数える日で、この日に山へ入ると自分まで数に入れられてしまうといわれる。さらに、旧暦3月17日に山の神が田の神へ、秋のある日に田の神が山の神へと役目を交代するという言い伝えも複数語られている。ある年には、子供たちが山の神の祭りをまねて遊んでいたところ、一人の体に山の神が取り憑いてしまい、椅子を使って試したときには椅子そのものが跳ね回ったという出来事もあったという。
- 広まり方
- 1972年の『西郊民俗』所収、大島建彦の「山の神の託宣―山形県米沢市笹野町―」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ