つるのゆみいりとやまいりきんき
都留の弓射りと山入り禁忌
国内
未確認生物
- どんな話か
- 1月17日は山の神が弓を射る日、18日は落とした冠を捜す日とされ、若者の弓射り神事とともに山入りを慎んだ。
- 細部
- 都留市平栗・加畑では、正月十七日は山の神が弓を射るユミイリの日とされ、十歳から十八歳ぐらいまでの若者たちが山の神の社で弓射りの神事を行っていた。この日は山の神自身も弓を射っているとされることから、里の者は山へ入らないものとされ、昭和二十年ごろまではこの慣わしが守られていたという。翌十八日は、前日のユミイリで山の神が冠を落として捜し歩く日にあたるとされ、うっかり山へ入るとばちが当たったり怪我をしたりすると恐れられていた。ユミイリを二十日、冠を捜す日を二十一日とする語り手もあり、日取りには地域内でも幅がある。
- 広まり方
- 『平栗・加畑の民俗 山梨県都留市宝』(都留文科大学民俗学研究会、1985年)の年中行事および口承文芸の章に複数記録されている。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ