たかはまちょうのやまのかみおくりび
高浜町の山の神送り火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の神は他の神々と出雲へ発つ時期が異なり、その日に火を焚いて追い立てないと家が火事だと騒いで帰らないという。
- 細部
- 九月二十七日は神送りの日とされ、地域の神々はこの日に出雲へと旅立ち、十月二十八日に戻ってくるといわれている。ところが山の神だけは別で、十月八日に出発して十一月八日に帰るとされ、日取りがひと月ほどずれているのが特徴である(今日ではいずれも一月遅れの日取りでおこなわれる)。山の神は気位が高くわがままな神様で、送り出す際には火を焚いたうえで「お前の家は火事だ」と大声で叫んで急き立てないと、なかなか腰を上げて帰ってくれないのだという。またこの土地では、山の口の講をすませるまでは山に立ち入ってはならないともいわれている。
- 広まり方
- 1984年刊行の『福井県史 資料編15 民俗』第2章「年中行事」所収、藤本良致「山の神」の項に記録がある。
- 地域
- 福井県高浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ