たいわちょうのおんなだったやまのかみ
大和町の女だった山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 二月と十二月の十二日に山へ入った男が女に腰を抱かれているのを妻に見られ、山の神は女だと語られるようになった話。
- 細部
- 二月と十二月の十二日は山の神の日とされ、この日は山仕事を休むのがならわしである。むかし、この日に山で木を切っていた男がいた。急な用事ができた妻が呼びに出向くと、木を切る夫の腰を、見知らぬ女が抱きかかえているところを見てしまう。妻は腹を立てて何も言わずに家へ帰り、夫が戻ってから言い争いになったが、話し合ううちに、十二日に山へ入っても怪我をしなかったのは山の神のおかげだったのだろうという話に落ち着いた。この一件から、山の神は女なのだと語られるようになったのだという。
- 広まり方
- 『民俗採訪』(1960年)掲載、國學院大學民俗学研究会「宮城県黒川郡大和町宮床地区」の調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県大和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ