さどのやまどめとにょにんきんせい
佐渡の山止めと女人禁制
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旧二月九日の山の神の日は山仕事を休むヤド祝いの日で、女人禁制を破って山へ入った子が命を落としたという話も伝わる。
- 細部
- 旧暦二月九日は山の神の日として、この日に山へ入ることは山止めの禁忌とされている。この禁を破って山に足を踏み入れ、命を落としたという者の話も残っている。山仕事に携わる人々はこの日、共同の宿に集まって飲食をともにし、山の神を祝う習わしがあるが、この祝いの席には女性が加わることは許されない。女が山へ入ると山の神の放つ矢に当たるとされているためである。ある家では、先妻の子を山へやったところ命を落として帰らぬだろうと諦めていたが、山の神の祭りを目にして無事に戻ってきた。ところが安心して自分の実子を同じように山へ送り出したところ、こちらは弓矢に射られて命を落としてしまったという逆説的な結末を持つ話も伝えられている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、大竹信雄「山の神」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ