おおずのやまのかみとのいいあらそい
大洲の山の神との言い争い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中で山の神に声をかけられたら言い負かされてはならないとされ、勝てば相手が逃げるという。
- 細部
- 山で山の神と言葉を交わす場面になったとき、口論に負けてはいけないと戒められてきた。帯江の集落の者が中村氏の上手にある祠へ参っていたところ、その山の神と行き合った。負けじと言い返してやると、相手はヤラレターッと叫んで逃げていったという。恐れて黙り込むのではなく、堂々と言い返すことが身を守る手立てになるという考え方が土台にある。山の神を絶対的な存在としてではなく、口の利きようで渡り合える相手として捉えている点が興味深い。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ