やまのかみ
山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- かつて娘を人身御供として捧げていた山の神への供物は、修験者の働きで鮒に改められ、その鮒はいつしか片目になっていたという。
- 細部
- この山の神には毎年娘を一人差し出す人身御供の習わしがあったが、ある修験者の働きかけによって供物は鮒に置き換えられるようになった。ところがその後、供えられる鮒はいつからか必ず片目になっているといい、人身御供の名残を魚の身に留めているかのように語られている。この供え物の風習は近年、およそ40年前まで実際に続けられていたと伝わる。人から魚へと形を変えてもなお、片目という異形の印だけは残り続けたことになる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の地名伝説、その他」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ