ながおかのかためかたあしのやまのかみ
長岡の片目片足の山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 女神とされる山の神は気性が荒く女を嫌い、隻眼隻脚の姿で歩いた跡や祟りの伝承が残る。
- 細部
- 山の神は女の神様で、気性が激しく女を嫌うと語られる。片目片足の姿をしており、その足跡は片方の足跡と杖の跡として残るという。「十二」のつく地名や木は、かつて山の神が宿った場所だと伝えられている。旧暦2月9日と12月9日は山の神祭りの日とされ、この日は鋸や鎌、鉈といった刃物を使ってはならない。女神であることから、炭焼き小屋を建てる際の縄も男結びにしないしきたりがある。また十二神社に祀られる山の神は、にんにく畑で転んで片足を、麦の穂で目を突いて片目を失ったとされ、村ではにんにくと麦を作ることを禁忌としている。この故事にちなみ、成願寺で生まれる子は片目が小さいとも言われる。
- 広まり方
- 『高志路』1954年掲載、水沢謙一「古志郡の農と民俗(六)」および1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』の大竹信雄「山の神」・水沢謙一「片目の神様」の各項にまとめられている。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ