みよしのむぎめししょうがつのやまいりきんき
三次の麦飯正月の山入り禁忌
国内
未確認生物
- どんな話か
- 麦飯正月には山の神が木々を数えるとされ、山へ入ると木として数えられ災いを受けるため山仕事を休む。
- 細部
- 正月に麦飯を炊いて祝う「麦飯正月」の当日には、山の神が山中の木を一本ずつ数えて回ると伝えられている。もしこの日に人が山へ足を踏み入れれば、木々にまぎれて自分も数の中に入れられてしまい、身に災いが及ぶとされた。そのため集落では、この日だけは誰も山仕事に出ず、木を伐ることも山道を歩くことも慎んだという。年に一度の物忌みの日として、生活の節目に組み込まれていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1978年刊『広島県史』民俗編、神崎宣武による「地域差のある休日」の項に記録がある。
- 地域
- 広島県三次市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ