やまのかみ
山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 中洲の山神祭にまつわる言い伝えで、神酒倉は大火を免れ、祭の火は消さずとも火事にならず、山の神島から見える炎は豊漁の兆しという。
- 細部
- 中洲には、山神祭のための神酒を醸造する家が六戸あったという。ある年、この地で大きな火事が起こり村のほとんどが焼けてしまったが、不思議なことに村の中央にあった神酒を納める倉だけは焼け残ったと伝えられている。また、山神祭で焚かれる火柱は、区民が火を消さずに帰ってしまっても、それが原因で火事になったことは一度もないという。近くの道や枯れ葉・落ち葉の上に火の粉が飛び散っても燃え広がらないとも言われる。さらに、山の上にまつられた山の神の前で神酒や餅をいただくと、夏の病にかからずに済むとされ、伊勢の神島から山の神の炎がよく見える年は豊漁になるとも語り継がれている。
- 広まり方
- 2003年の『みなみ』に掲載された磯部宅成「豊浜の風俗、習慣、言語について」に記録がある。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ