まつやましのにゅうざんをきんじるやまのかみ
松山市の入山を禁じる山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 決まった日に山へ入ると病を得たり目を潰されたりするとして、入山が固く戒められた。
- 細部
- 十二月十二日は果ての二十日と呼ばれ、かつて罪人の首を刎ねた最悪の日とされる。怒和ではミテの二十日という。この日は山へ入ること、船を出すこと、着物を裁つことがいずれも忌まれた。大浦ではこの日が山の神の祭日にあたり、山でフレに当たると病気になると言い伝えられている。また正月二十日は山の神が馳走を煮ている日で、その煙が目に入れば目が潰れるとされた。神が山を占有する日を設け、人の側が退くことで衝突を避ける仕組みになっている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の年中行事と民間信仰の章と、1984年の『愛媛県史』所収、森正史による小正月の行事の記述に見える。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ