まつもとのあらぶるてんぐのやまのかみ
松本の荒ぶる天狗の山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 刈谷原町で語られる荒々しい神で、天狗の化身とされ、山犬や猿や猪を使いに従えるという。
- 細部
- この土地の山の神は、先祖の霊が神になったものとは考えられていない。気性の荒い存在として畏れられ、その正体は天狗の化身だと語られる。山犬は神の使いとして敬われ、猿や猪も同じく神に仕える獣と見なされて粗末に扱われなかった。祖霊信仰とは別系統の、山そのものに宿る力を人格化した神格であり、獣を介して人里と関わるという理解のしかたが読み取れる。山仕事の禁忌を支える背景にもなっていた。
- 広まり方
- 1956年の『伊勢民俗』に載る田中磐「信濃松本地方の山の神」による記録である。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ