すぎをきってのちをとられたはなし
杉を切って命を取られた話
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 百年を経た杉を切り倒したところ、住処を失った山の神が怒って家人の命を奪い、杉を植え直すことで許されたという話。
- 細部
- 百年もの間立っていた杉の大木を切り倒したところ、その木を住処としていた山の神(大天狗・小天狗ともいう)が、住む場所を失ったことに怒り、切った家の者の命を奪ってしまったという。家の者は詫びを入れ、新たに杉の木を植えて返したところ、それきり祟りは収まったと伝わる。一本の木を切っただけで人の命が奪われ、木を植え直すことでしか償えないとされる点が異様である。
- 広まり方
- 國學院大學民俗学研究会『神津島』(『民俗採訪』1956年)に記録されている。
- 地域
- 東京都神津島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ