やまのかみ
山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 十一月末から十二月初めの厳しい冷え込みを、山の神が風に乗って戻る徴として受け取った。
- 細部
- 十一月の終わりから十二月のはじめにかけて、とりわけ冷え込みの強い日がある。土地ではこれを山の神さんの荒れと呼び、山の神が風に乗って帰ってくるしるしだと受け止めた。荒れた天候そのものを神の来訪として読み替える言い方であり、季節の移り目を暦ではなく神の動きで測る感覚がうかがえる。呼び名は荒天と分かちがたく結びついており、冬の入り口を指す言葉として口にされてきた。
- 広まり方
- 1964年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾の報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県甲賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ