いいたてむらのひとくいをゆるすやまのかみ
飯舘村の人食いを許す山の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 千谷千沢を歩いても獲物に出会えないときだけ、山の神が人を襲って食うことを狩人に許すという言い伝え。
- 細部
- 猟師が千の谷、千の沢を歩き回っても一向に獲物に恵まれないようなときに限り、山の神から特別に人間を襲って食べることを許されるのだという言い伝えがあった。日ごろは獲物を分け与えてくれる存在である山の神が、極端に運のない場合にだけ人食いを容認するという、狩猟という命がけの仕事に伴う緊張感をよく映した話である。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(四・仕事 6 狩り)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ