やまのかみのきをきってうごけなくなったきこり
山の神の木を切って動けなくなった木樵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山の神が宿るとされる木を切り倒した木樵が、その場で体が動かなくなったと伝わる。
- 細部
- 日立市の山では、山の神の宿る木を木樵が切り倒したところ、立ったまま体を縛られたように動けなくなった。神主に祈祷を受けて、ようやく自由に動けるようになったという。日立市入四間町の記録でも、山の神の宿り木を伐った樵が同じように金縛りになったと伝える。御神木を粗末に扱うことへの戒めとして語られる話で、関英馬「常陸の天狗譚」(『民間伝承』1956年)と嶋田尚「茨城の木の民俗に関する一考察(1)」(『茨城の民俗』1986年)に記録されている。
- 広まり方
- 1950年代と1980年代の民俗調査報告に別々に採録されており、地域内で長く語り継がれてきたことがうかがえる。
- 地域
- 茨城県日立市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ