ふくしまのやまのかみにかくされぬさほう
福島の山の神に隠されぬ作法
国内
未確認生物
- どんな話か
- 歌を控えたり咳払いをしたりと、山の神に気づかれ隠されないための飯坂町茂庭の作法。
- 細部
- 山では謡やサンサしぐれを歌ってはいけないとされる。山の神がこれらの歌を好むため、行き遭うと勝ち負けを競うことになってしまうからだという。山仕事に出て目的の山に着いたときは、咳をするか歌を歌うかしなければならず、そうしなければ山の神に気づかれず、行き遭って身を隠されてしまうといわれる。峰にある三又の木は山の神の止まり木とされ、決して切ってはならない。山に入ってはいけない日は元日、2月17日、10月17日と定められており、これらは山の神が里へお出ましになる日であるとされる。とりわけ2月17日は山の神の祭日とされ、山へ行って神様を迎える習わしがある。
- 広まり方
- 1964年・1985年刊行の『民俗採訪』、いずれも国学院大学民俗学研究会による福島県福島市飯坂町茂庭の記録による。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ