やまのじいさん
山のじいさん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猟師の焚火に現れて居座った髭の老人を秘蔵の弾で撃つと、谷底で誰かの泣く声がしたという。
- 細部
- 夜を専門にする猟師が焚火にあたっていると、連れの猟犬が体を水に濡らしては薪を消してしまう。腹を立てた猟師は犬を殺した。すると髭を伸び放題にした老人が現れ、当然のように火にあたりはじめる。恐ろしくてたまらなかった猟師は、老人が眠るのを待って、一生に一度か二度しか使えないという八幡大菩薩ゆかりの玉を鉄砲に込めて撃った。老人は谷底へ転がり落ち、その下で誰かがすがりついて泣く気配があった。逃げ帰った猟師が一年ほど後に同じ場所を訪ねると白骨が残っており、これが山のじいさんだったのではないかと語られている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ