やまのばあさん
山のバアサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 里へ物をもらいに下りてきた大柄な老女を没後に祀ったもので、今も女性たちの願掛けを受ける。
- 細部
- 用の山の奥には山婆神社や大山祇神社があり、山の神の祠とも山のバアサンの社とも呼ばれている。かつてこの地には体の大きな婆さんがいて、しばしば里へ下りては物をもらっていったという。その婆さんが亡くなったので、人々は寄り合って祀ることにした。今でも女性たちは体の願い事があるとここへ参る。耳を病んでいる人、子どもが丈夫に育たない家、そして出産を控えた者が足を運ぶ。山の異人が神として定着していく過程がそのまま残った例である。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ