いいやまのやまにでるやまいぬ
飯山の山に出る山犬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中に出るものとして山犬が挙げられ、土地ではヤマノと訛って呼ばれていた。
- 細部
- 山に入ったときに遭う恐ろしいものとして名を挙げられている。山犬は各地で狼と重ねて語られ、送り狼のように人の後をつけるとも、粗末に扱えば害をなすとも伝えられるが、この聞き書きに残るのは山に出るという事実だけである。呼び名がヤマノと縮まっているのは、日常の会話で頻繁に口にされてきた語であることを示している。県史では出現場所ごとに妖怪を並べており、山の項に置かれることで、里の道や川に出るものとは区別される山の領分の存在として位置づけられている。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 北信地方』第一章俗信、第五節妖怪・幽霊の項に載る。
- 地域
- 長野県飯山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ