やまにでるきつねび
山に出るキツネビ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山にはキツネビが出るとされ、キツネノヨメイリという別の呼び方もあった。
- 細部
- この町の俗信では、山に出るものとしてキツネビが挙げられている。連なって見える怪しい灯りを指す言い方で、同じものをキツネノヨメイリとも呼んだ。婚礼の行列に見立てた呼称と、狐が灯す火という呼称が並び立っていたことになる。どちらの名を使うかは語り手によって分かれ、現象そのものの説明は付されていない。山あいの夜に見える光を狐に結び付ける考え方が、名の揺れとともに残された例である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識の俗信、妖怪の節(小林寛二・巻山圭一)に記録がある。
- 地域
- 長野県立科町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ