たいじされたやまねこのたたり
退治された山猫の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 島に渡る人を喰い殺していた山猫を侍が退治したところ、その霊が今度は人を取り殺すようになったという話。
- 細部
- まだ誰も住んでいなかった頃、この島に渡ろうとする者を大きな猫が襲って命を奪い、人々を苦しめていた。ある武士が槍を手にこれを討ち果たしたものの、以後はその猫の霊が人にたたって命を奪うようになってしまった。伊豆大島から訪れた行者が祠を建て、島の中で「猫」という言葉自体を口にしないよう取り決めたところ、ようやく災いは収まったという。
- 広まり方
- 藤木喜久麿「伊豆七島の伝説(四)」(『旅と伝説』1929年)に記される退治譚。
- 地域
- 東京都新島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ