おにきたちょうのやまねことかいねこのさいご
鬼北町の山猫と飼い猫の最期
国内
未確認生物
- どんな話か
- 村を荒らす山猫を年の暮れに仕留めたところ、死んでいたのは自分の飼い猫だったという話。
- 細部
- 人里に出ては悪さを重ねる山猫がいて、芝丹後守と呼ばれる者が幾度も退治に向かった。しかし鉄砲の弾も通らず、そのたび取り逃がしている。そこで十二月の年の晩を狙って山へ入ると、蓑と笠を脱いだ猫が浮かれて踊っているところに出くわし、ようやく撃ち取ることができた。ところが家へ帰り着いてみると、飼っていた猫が息絶えていたという。退治した相手が実は身近な猫だったという結末は、猫が年経て人を化かすという言い伝えと重なる。
- 広まり方
- 1997年の『昔話伝説研究』所収、常光徹「土佐・四万十川流域の伝説(2)」に採録されている。
- 地域
- 愛媛県鬼北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ