やまんばさま
山んばさま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 年末の餅つきに米を持って山から下りてきたが、身なりを嫌われて日を変えられ来なくなった。
- 細部
- 十二月二十八日は餅をつく日で、用の山のある家にはその日に合わせて山んばさまが山から米を携えて手伝いに来ていたという。今もその家には山んばさまが使ったと伝わる井戸が残り、山んばさまのツルイと呼ばれている。ところがこの客はひどく汚らしい身なりをしていた。そこで家の者が餅つきの日を別の日に移したところ、山んばさまは二度と現れなくなったという。山の存在と家との交わりが、人の側の都合であっけなく途切れてしまう筋立てになっている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ