いずのくにのあたまのくちでたべるよめ
伊豆の国の頭の口で食べる嫁
国内
未確認生物
- どんな話か
- 頭の口で握り飯を食べる嫁の正体を知った夫が、山へ運ばれる途中で逃げ出したという伊豆の国市の話。
- 細部
- 伊豆の国市に伝わるこの話では、嫁いできた女性がまったくご飯を食べる様子を見せないことを夫が不審に思い、こっそり様子をうかがったという。すると嫁はこわ飯を蒸してにぎり飯にし、それを頭のてっぺんにある口へ次々と放り込むようにして食べていた。正体を知られたと悟った嫁は、夫を風呂に入れたまま蓋をして頭に乗せ、山へ運ぼうとする。運ばれる途中で蓋が外れ、夫はひいらぎの木に引っかかった隙をついて逃げ出すことができた。この嫁の正体は、山姥の娘だったのだという。
- 広まり方
- 1988年の『静岡県民俗学会誌』誌所収、鈴木暹「伊豆の昔話〈大仁町神島地区採録〉」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆の国市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ