やまんば
山ん婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 津和野町では、正月4日の朝に山ん婆が通るとされ、早くに火を焚いた家には福を招くかじめの杓子を授けてくれるという。
- 細部
- 津和野町に伝わる話では、正月4日の朝には山ん婆と呼ばれる山の女性の妖怪が里へ下りてくるとされ、その朝は早起きをする習わしがあったという。いち早く火を焚いて迎えの支度をしていた家には、山ん婆がかじめの杓子と呼ばれる品を授けてくれ、これを受け取った家には福が訪れると信じられていた。新年最初の数日にまつわる年中行事の一つとして、家々の早起きや火の準備を促す言い伝えとして語られてきたものである。
- 広まり方
- 1991年刊『山陰民俗』に大庭良美が日原村聞書ノートとして村の老人たちから聞き取ってまとめたもので、正月行事にまつわる言い伝えとして残されている。
- 地域
- 島根県津和野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ