やまんば
やまんば
国内
未確認生物
- どんな話か
- 留守番中の子がやまんばを母と間違えて入れて末子が食われ、逃げた二人は神に祈って鎖で天へ逃れたという。
- 細部
- つるぎ町に伝わるやまんばの話である。家で留守番をしていた三人の子供は、戸をたたく音を母親が帰ってきたものと思い込み、やまんばを家の中に入れてしまった。その夜、いちばん小さな子供がやまんばに食われてしまう。残る二人の子供は恐ろしくなって家を逃げ出し、梅の木によじ登った。追ってきたやまんばから逃れようと神様に助けを求めると、天から鎖が下りてきたので、二人はそれをつたって逃げることができた。やまんばも同じように鎖を登ろうとしたが、その鎖は腐っていたためすぐに切れてしまい、下のそば畑へ落ちていった。このとき流れたやまんばの血によって、そばの茎は赤く染まったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1987年の『四国民俗』所収、石崎敬子「一宇村の昔話と村話」に記録がある。
- 地域
- 徳島県つるぎ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ