かみじまのやまんばのこどり
上島のヤマンバの子取り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大松峠を越えて里へ下り、幼子をさらって一族に分け与えたと語られる山の女怪。
- 細部
- ウシロのオオバタケと呼ばれる場所に、この怪の一族が棲んでいたという。彼らは瓶を背に負って大松峠を越え、人の住む集落まで下りてくる。狙われるのは二つ三つほどの幼い子で、捕らえられると瓶の中へ入れられて持ち去られた。連れ帰られた子は一族のあいだで手や足を分け合って食われたと伝えられる。峠という境界を越えて災いが訪れる構図が明瞭に描かれている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」および1983年の『愛媛県史』第五章第三節「憑きもの・妖怪伝承」に載る。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ