いぶすきのははのたましいにまもられたこら
指宿の母の魂に守られた子ら
国内
未確認生物
- どんな話か
- 母親を食い殺したヤマンバが姿を装って子らに近づくが、逃げる途中で亡き母の魂に守られ難を逃れたという話。
- 細部
- 指宿に伝わる話では、山に棲むヤマンバがまず母親を食い殺し、その姿に化けて子供たちの前に現れたという。子供たちはどこか様子のおかしさに気づいて家を飛び出し、必死に逃げた。追いつめられた道中、すでに命を落としていたはずの母の魂がひそかに現れ、子らの姿を覆い隠してヤマンバの目から守ったため、三人は無事に助かったと伝えられている。化け物の正体を見破る力と、死してなお子を思う親心の両方が語りの軸になっている。
- 広まり方
- 1985年の『鹿児島民俗』掲載、増田勝機「指宿の昔話(資料)」に採録された話である。
- 地域
- 鹿児島県指宿市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ