やまもとごろうざえもん
山本五郎左衛門
国内
未確認生物
- どんな話か
- 妖怪の頭領を名乗り、三次藩の少年に30日間怪異を仕掛け続けたが敗れて木槌を残し去った。
- 細部
- 山本五郎左衛門は、寛延2年(1749年)の夏、備後国三次、現在の広島県三次市で起きた怪異を記した『稲生物怪録』に登場する。三次藩の少年・稲生平太郎は、魔王との賭けのために脅かされ、約30日間、毎日のように怪異に遭遇したが、恐怖に屈しなかった。月末に現れた山本五郎左衛門は、平太郎が動じなかったため敗北を認め、木槌を授けて去ったとされる。この木槌は広島市の國前寺に伝わるとされる一方、別の記録では物語の後段で加えられた要素とされ、國前寺に奉納された原本自体も行方不明と記録されている。
- 広まり方
- 実名を伏せない体験記として広島周辺で語り継がれ、後年の妖怪研究でたびたび取り上げられて全国に知られた。
- 地域
- 広島県
- 年代
- 江戸時代中期(1749年)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ