はぎのしごようかさまようやまみさき
萩の死後八日さまようヤマミサキ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 崖から転落した者や船で遭難した者の霊は、死後8日間だけ山をさまようヤマミサキになるとされた。
- 細部
- 崖から足を踏み外して命を落とした者や、海で船が難破して亡くなった者は、その死後8日のあいだ、山に迷う亡霊となって現れるとされ、これをヤマミサキと呼んだ。海難や転落という思いがけない死に方をした者の魂は、通常の弔いの道筋をたどれず、しばらくの間は山中をさまよい続けるものと考えられていたのである。8日という期限が過ぎれば、この状態からは離れるとされていたようだが、その間に山中で出会うと恐れられ、注意すべき存在として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1933年の『島』所収、桜田勝徳「長門六島村見聞記(下)」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ