やままつり
山祭
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 猟師の槍を溶かした大入道の炎から、鬼神が鍛えた一振りの槍だけが難を逃れた由来譚。
- 細部
- 旧暦二月二日、猟師の一行が谷筋へ獲物を追って入ったところ、突如として大入道が姿を現し、口から炎を吹きかけて手にしていた槍を次々と溶かしてしまった。ただ一人、広田源吾という猟師の槍だけは無事であった。実はその槍、稗田の地で鬼神がひと晩のうちに九百九十九本を打ち上げたうちの一振りだったという。深い霧に包まれる中、猟師たちはその槍が放つ光を頼りにようやく家路をたどり着いた。この出来事にちなみ、以後二月二日は山の神を祀る日と定められたと伝わる。
- 広まり方
- 1973年の『富山県史 民俗編』に収められた石原与作の記録による。
- 地域
- 富山県上市町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ