やまくずれでなくなったじょせい
山崩れで亡くなった女性
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山崩れで女性が死んだ参道で、その話を口にした婦人の傘が重くなり、読経でようやく晴れたという。
- 細部
- 伊予のある寺へ向かう参道で、山崩れの岩に打たれて女性が命を落とした。その後、団体で参詣に訪れた婦人の一人がその出来事を口に出したところ、差していた傘の上に何かが乗ったように重くなった。杖で突き上げると一度は軽くなるものの、すぐにまた重みが戻る。その晩、同じ部屋に泊まった人たちが繰り返し般若心経を唱えるうちに、婦人の気分もようやく晴れたという。死者の話題に触れたことが引き金になる型の怪異である。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、堤富美「不思議な話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ